帽子辞典
帽子屋おしゃれまにあで販売する帽子の種類
当店で販売している帽子の詳細を調べることができます。 サムネイルをクリックすると説明が表示されます。
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カンカン帽
カンカン帽は,円形の平らなクラウンとブリムが特徴の帽子です。 西洋発祥の帽子で,船の漕ぎ手が被る帽子として知られていました。 もともとは強い糊加工とプレス加工による耐水仕様であったためにとても硬く,たたくとカンカン鳴ることから"カンカン帽"という名称が定着しました。
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キャスケット
キャスケットは,クラウンの前部が大きく膨らんだ形で,前面のみに小さなブリムが付いています。 "キャスケット"はフランス語で鳥打ち帽という意味です。 元々は,狩猟の際に被られたハンチングと同じものですが,現在は婦人用にアレンジされ,区別されています。
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キャップ
キャップは,前面のみにプリムがあり、クラウンの形が頭にぴったり合った帽子です。 12世紀頃登場した,僧侶や裁判官の地位を示す被り物が起源とされています。 19世紀にスポーツ用として被られるようになり,現在では若者の間でもおしゃれのアイテムとして広まりました。
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サンバイザー
サンバイザーは,クラウンがなく,前面のブリムのみの帽子です。 元々は,テニスなどのスポーツの際に直射日光から目を保護するために用いられたもので,緑色のセルロイドで作られていました。 現在は,顔全体の日除けを目的とすることも多く,おしゃれのアイテムとして様々な素材のものが作られています。
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ターバン
ターバンは,ペルシャ・アラビア・インドなどの近東諸国の男性が頭に巻き付けていた帯状の布が帽子として定着したものです。 本来は頭の形にそった丸い帽子を被った上に巻くもので,発汗を抑止する効果・空気を含ませて頭部の暑さや寒さを抑える効果・砂漠地帯で砂よけの効果を得るために用いられていました。
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つば広ハット
つば広ハットは,幅広いブリムが特徴の帽子です。 幅広いブリムを自分で形をつけ顔に陰影を付けられるので,紫外線防止効果が高いです。 もともとは,女優の「グレタ・ガルボ」が自分の顔を隠すために使用していた帽子であるため,「女優帽」「ガルボハット」とも呼ばれます。
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テンガロンハット
テンガロンハットは,クラウンがとても大きいのが特徴です。 テンガロンハットの由来は,スペイン語の「ひも・編む」を意味する"galón"であるとされています。 これが英語のgallonに置き換えられたことで,10ガロンの水が入る帽子,という説明もされるようになりました。
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中折れハット
中折れハットは,中央がくぼんだクラウンで,ブリムは前部が下がり,後部が上がった形になっています。 第二次世界大戦前頃まで最も一般的に使用された帽子です。 本来は,形や素材の違いで更に詳細に種類分けされますが,当店では,くぼんだクラウンの帽子を中折れハットと分類しております。
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ハンチング
ハンチングは,平らなクラウンで短めのブリムが前部に付いた形が特徴です。 元々は,イギリスの上流階級の人々が狩猟時に着用していた帽子であり,1930年頃に流行しました。 現在は,老若男女気軽にかぶれる帽子としてポピュラーな存在になっています。
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ベレー帽
ベレー帽とは,ブリムのない頭にぴったりとした丸型帽子の総称です。 フランスとスペインの国境近くのバスク地方が発祥で,農民達に被られていた帽子です。 その後,軍隊の制帽として普及し,現在では世界各国の軍隊をはじめ,一般的にも広く用いられています。 当店では様々な形・素材のベレー帽を取り扱っております。
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ボーラーハット
ボーラーハットは,やや縦長で丸いクラウン,両側が少し反り上がったブリムの帽子です。 1850年,イギリス帽子職人ウイリアム・ボーラーが製作したことと,ボウル状の形であることにちなんでボーラーハットと呼ばれるようになりました。 また,英国競馬を創立したダービー伯爵が好んで被っていたことから,ダービーハットとも呼ばれています。
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ワッチ
ワッチは,ニット製のキャップで頭にぴったりとする浅い形が主流です。 第二次世界大戦中,米海軍が見張りの際に防寒用に被っていたウォッチキャップ【watch cap】がくずれてワッチと呼ばれるようになりました。 当店では,コットン素材中心でできており,冬以外にも被れるニット帽をワッチのカテゴリに分類しております。
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ワークキャップ
ワークキャップは,クラウンが浅めで前面に短いブリムの付いた帽子です。 1920年代に鉄道員が被っていたレイルロードキャップが前身とされています。 その後,デニムやヒッコリーなどの綿素材の作業員用帽子を総称し,ワークキャップと呼ぶようになりました。